月の神秘と謎(Mysteries of the Moon)

月は、地球を回る唯一の惑星で、私たちにとって最も身近な天体です。
しかし、この月という惑星には、未だ謎の部分が多く、地球や生命体、人類にとって神秘的な天体なのです。

月の特性
 ・周期
  ・潮の満ち引き(潮汐)
  ・月の周期と生命サイクル
 ・地球から見た大きさ
 ・自転と公転
 ・隕石から地球を守っている
逸話や陰謀論
 ・空洞説
 ・かぐや姫(竹取物語)
 ・アポロ陰謀論
 ・月の裏側に宇宙基地?
 ・月で見つかったミイラ

(文・写真/大嶋 信之)


月の特性

周期

月は、地球の周りを27.3日かけて一周します。
そして、約29.5日(平均29日12時間44分)の周期で、満ち欠け(新月~満月)を繰り返しています。

潮の満ち引き(潮汐)

海では1日に約2回、月の引力の影響で海面が上がる”満潮(まんちょう)”と海面が下がる”干潮(かんちょう)”を繰り返します。
そして2週間周期で、潮の差が最も大きくなる”大潮(おおしお)”と、潮の差が最も小さくなる”小潮(こしお)”を繰り返します。
これらは、月の引力が影響しています。
大潮は太陽と月と地球が一直線に並ぶ満月時と新月時、小潮は太陽と地球と月が垂直に並ぶ半月時です。

月の周期と生命サイクル

この月の周期は、様々な地球上の生命体のサイクルに影響しています。
たとえば、女性の月経周期は平均28日と、月の周期に非常に近い値となっています。そのため、古来から「月のもの」と呼ばれてきました。
また、満月の日(特に大潮の日)は、オカガニやサンゴ、フグなどの海洋生物が一斉に産卵・放卵を行う神秘的なタイミングになっています。

地球から見た大きさ

地球から見た月と太陽の大きさは、ほぼ同じ大きさに見えます。
これは、太陽の大きさは月の大きさの約400倍、そして地球から太陽の距離は月との距離の400倍と、偶然にも一致しているためで、このような偶然(同じ大きさに見える)は、天文学的確率の偶然と言えます。
そのような偶然から、地上では、太陽が完全に月で隠れてしまう「皆既日食(かいきにっしょく)」のようなイベントが起こるのです。

自転と公転

月の最もおもしろい特性が、公転周期と自転周期がどちらも約27.32日(約27日)とピタリと一致しているところです。そのため、月は常に同じ面を地球に向けて、地球を回っています。地上からは月の裏側を見ることができません。

隕石から地球を守っている

月は隕石から地球を守っているという話があります。
これは、地球に近づいてくる小惑星が、手前の月に落ちることで、地球に到達するであろう小惑星の数を減らしているという事実のお話。
月があるからこそ、地球は隕石による被害が少なくて済んでいるのだ。


逸話や陰謀論

空洞説

月の中は空洞ではないかという仮説があります。
これは、アポロミッションによって月面に設置された地震計が、宇宙船が月面衝突時に長時間の振動を記録したという話がもとで、鐘のように響くその現象から、月の中は(鐘のように)空洞なのかもしれないという憶測が広がったものです。
現在、様々な探査船の調査から、一部の空洞は確認できているものの、全体が空洞であるかどうかはわかっていない。

その空洞説を発展させた逸話もある。
月が空洞になった理由が、もともと月の内部に多くの水が存在し、なにかの拍子に月の表面が割れて、大量の水が地球に降り注ぎ、それが地球では海となった。月の内部の核にあたる鉄分がその割れた表面を覆い塞いで、地上からウサギの餅つき模様にに見える黒い海となった。現に月の裏側には黒い海は存在しない。月はピンポン玉のような空洞構造となり、重さの比重が重い黒い海のある片側を地球に向け続けている(自転と公転が一致)という話。海水の満ち引きも月の引力の影響を受けているという親和性も、なんとなくこれで納得がいってしまう不思議な話。

かぐや姫(竹取物語)

日本最古の童話で、竹取の翁が光る竹の中から小さな女の子を見つけ育てあげ、その子は「わたしは月の住人、いつか帰らねばならぬ。」と告げ、最後は十五夜の満月に月の都へ帰ってしまうとい内容。

なんとも不思議な話だが、もしかしたら、昔に本当にあった逸話なのかもしれないと、ささやかれることがある。

アポロ陰謀論

人類が初めて月面に降り立ったとされるアポロ計画。
しかし、それから50年、人類は再び月へ行っていない。そのため、本当は月へは行っていないのではないかなど、多くの憶測を生んでいる。
現に、今計画されていいる新たな月への有人探査(アルテミス計画)で、最大の課題とされているというのが、”どうしたらヴァンアレン帯(強い放射線帯)を無事に通過することができるか”ということらしいのだ。もしそれが今の課題だとしたら、50年以上前にどうやってヴァンアレン帯を通過できたのか、一部のオカルト界隈では話題になることが多い。

月の裏側に宇宙基地?

自転と公転で述べた通り、月の裏側は地上から見ることができない。そのため、月の裏側には宇宙人の基地がある、とか、月内の空洞に宇宙人の基地があるといった話が、古くからオカルト界隈では話題になることがある。

月で見つかったミイラ

アポロ計画で、月面からミイラが見つかったという逸話がある。
そのミイラは、東洋人(日本人に近い)の女性のミイラで、「月のモナリザ」と呼ばれている。
かぐや姫の逸話とこのミイラの逸話、そして月にいる住人(宇宙人)の指示により、次回の有人月面探査には日本人を乗せるのだとささやかれることがある。
現に、次回の有人月面探査のアルテミス計画では、日本人2名が探査船に搭乗することになっている。



Nobuyuki Oshima(大嶋 信之)
プロフィール

Email
info@nobart.com

Follow me

サイトインフォメーション

ページカテゴリー
ブログ(投稿記事)カテゴリー

2026年2月2日の満月「スノームーン(Snow Moon/雪月)」の写真。

2026年2月2日の月の写真を撮影。(光学30倍デジタルカメラを使用)
この日は満月で、2月の満月はアメリカでは寒さで大地が雪で覆われることにちなんで、「スノームーン(Snow Moon/雪月)」と呼ぶらしい。

2026年2月2日の満月「スノームーン(Snow Moon/雪月)」

時間は19:00ごろ。場所は東京都板橋区上空。
太陽の光を反射し、美しく光輝く月面。

2026年2月2日の満月「スノームーン(Snow Moon/雪月)」の写真

ズームしてみる。

2026年2月2日の満月「スノームーン(Snow Moon/雪月)」の拡大写真

最大ズーム(光学30倍)
月の海(黒い部分)やクレーターなどがはっきり見える。
月は美しいだけでなく、色々な観点で神秘的な天体だ。(→月の神秘
今後も観察していきたい。



Nobuyuki Oshima(大嶋 信之)
プロフィール

Email
info@nobart.com

Follow me

サイトインフォメーション

ページカテゴリー
ブログ(投稿記事)カテゴリー

昨夜(2025年11月7日)の月の写真。Photo of the moon from last night (November 7, 2025)

昨夜(2025年11月7日 東京19:00ごろ)の月の写真を撮影。(光学30倍デジタルカメラを使用)

2025年11月7日の月の写真

スーパームーンの翌日の一昨日に引き続き、綺麗なお月さまでした。
調べると、輝面率94.7%、月齢16.6日。

2025年11月7日の月の写真の拡大

月の海(黒い部分)やクレーターなどがはっきり見える。
今後も定期的に月を撮影していく予定だ。

また、月は美しいだけでなく、地球にとって色々な観点で神秘的な天体だ。(→月の神秘



Nobuyuki Oshima(大嶋 信之)
プロフィール

Email
info@nobart.com

Follow me

サイトインフォメーション

ページカテゴリー
ブログ(投稿記事)カテゴリー

昨夜(2025年11月6日)の月-スーパームーン(ビーバームーン)の翌日

昨夜(2025年11月6日 東京19:30ごろ)西の空に、満月に近い大きな月の光が雲の合間から見えたので撮影した。

2025年11月6日の月の写真

前日の11月5日は、今年で地球に最も近い満月「スーパームーン(ビーバームーン)」だったが、残念ながら東京は曇りで見ることができなかった。撮影した11月6日は満月(輝面率100%)とまでは言わないが、98.8%と満月に非常に近い月だった。
カメラは、光学30倍ズームのデジタルカメラで撮影した。

2025年11月6日の月の写真

昨夜も少し雲がかかっていたが、タイミングによっては綺麗にはっきり見える時間帯もあった。

2025年11月6日の月の写真

月の海(黒い部分)やクレーターなどがはっきり見える。

2025年11月6日の月の写真

少し雲がかかった月。

2025年11月6日の月のクレーターの写真

拡大写真。
クレーターがはっきり見える。

2025年11月6日の月のクレーター「ティコ」の写真

一際大きなこのクレーターは、「ティコ」という名前のクレーターらしい。
クレーターから放射線状に伸びる線が、衝突した隕石の大きさや衝撃の規模を物語っている。

今後も月を撮影していく予定。今度は満月を撮影したいと思う。
なお、月は美しいだけでなく、地球にとって色々な観点で神秘的な天体だ。(→月の神秘



Nobuyuki Oshima(大嶋 信之)
プロフィール

Email
info@nobart.com

Follow me

サイトインフォメーション

ページカテゴリー
ブログ(投稿記事)カテゴリー

【続報】3I/ATLAS(スリーアイ・アトラス)についての最新情報。(2025年10月25日)

先日(2025年9月6日)、観測史上3つ目の恒星間天体「3I/ATLAS(スリーアイ・アトラス)」について考察した記事(2025年9月6日の記事)を書いたが、その後の進展をずっと追っている。

2025年10月23日付けの以下のNBC Newsのニュース動画では、ハーバード大学の物理学者アヴィ・ローブ博士がオンライン出演し、10月29日の近日点(太陽に最も近づく日)での3I/Atrasの振る舞いに注目する旨を語っている。

軌道を変えるか、また、どう変えるか、はたまたそのままの軌道を保つのか。残念ながら、近日点はちょうど太陽の裏に位置し、地球上から観測することはできない。
また、火星の周回を周る衛星から観測はできるが、NASAが現在政府閉鎖により停止(職員の8割が休職)しているため、情報が出てくることは期待できないだろう。
アヴィ・ローブ博士は、今回の3I/Atrasの軌道面は、黄道面と同じ角度のため、もし惑星探査船だとしたら、太陽に最も近づく近日点で各惑星を探査するための小型の探査船を吐き出すのではないかと考えている。近日点は、太陽の重力を利用して、ロケット噴射などをし、そのような探査船を発射するには最も好都合だからだそうだ。今後の情報から目が離せない。

3I/Atrasの軌道面-黄道面と同じ角度/NBC Newsのニュース動画(2025年10月23日)より
3I/Atrasの軌道(動画より

3I/Atrasは、地球ほか惑星が太陽を周る黄道面とほぼ同じ角度で侵入し進んでいる。3I/Atrasが太陽に最も近づく近日点(10月29日)は、ちょうど太陽を挟んで正反対に位置し、残念ながら地球上から観測することができない。これも計算されたことなのだろうか。
また続報がでたら、記事を書きたいと思う。



Nobuyuki Oshima(大嶋 信之)
プロフィール

Email
info@nobart.com

Follow me

サイトインフォメーション

ページカテゴリー
ブログ(投稿記事)カテゴリー

今日(2025年10月8日)の月「更待月(ふけまちづき)・二十日月(はつかづき)・亥中の月(いなかのつき)」

昨夜(2025年10月8日 19:30ごろ)西の空に、満月に近い大きな月の光が雲の合間から見えたので撮影した。

調べると、前日の10月7日が満月だったらしい。
「満月」から「下弦の月(かげんのつき)」のあいだの月は、夜が更けるころに昇ってくることから、「更待月(ふけまちづき)」といわれるようだ。
また、陰暦二十日の事なので「二十日月(はつかづき)」とも、「亥中の月(いなかのつき)」とも言われることもある。

光学30倍ズームのデジタルカメラで撮影したが、オートフォーカスなのでなかなかピントが合わない。
次回は、雲のない日で、ちゃんとピントを合わす方法を調べたうえで、挑戦したい。

なお、月は美しいだけでなく、地球にとって色々な観点で神秘的な天体と言える。(→月の神秘



Nobuyuki Oshima(大嶋 信之)
プロフィール

Email
info@nobart.com

Follow me

サイトインフォメーション

ページカテゴリー
ブログ(投稿記事)カテゴリー

今日(2025年9月9日)の月「更待月(ふけまちづき)・二十日月(はつかづき)・亥中の月(いなかのつき)」

昨夜(2025年9月9日 19:00ごろ)満月に近い、オレンジに輝く大きな月が夜空にあった。

月の写真(2025年9月9日)

あまりの綺麗さに、思わずデジカメを手に取り撮影することにした。

月の写真(2025年9月9日)拡大ズーム

光学30倍のズームのカメラだったのだが、以外にも綺麗に撮れた。
調べると、前日の9月8日が満月だったらしい。満月から「下弦の月(かげんのつき)」までの間は、「更待月(ふけまちづき)」(夜が更けるころに昇ってくることから)といわれるようだ。また、陰暦二十日の事なので「二十日月(はつかづき)」とも、「亥中の月(いなかのつき)」とも言われることもあるそうだ。

月のクレーターの写真/2025年9月9日

クレーターまでしっかり写すことができた。

月の海「月海(げっかい)」の写真/2025年9月9日

月の海「月海(げっかい)」まで、しっかり映っている。
(デジカメで)こんなきれいに写すことができるなんて、今後月の撮影にハマりそうだ。月は美しいだけでなく、地球にとって色々な観点で神秘的な天体なのだ。(→月の神秘

小学生の時、父親にねだって買ってもらった天体望遠鏡で、毎晩のように月や木星を観測していた時を思い出した。月はもっと大きく観測できて、クレーターや海などより鮮明に見ることができた。まるで月の上を飛ぶ衛星に乗り込んで、月を見下ろしているような感覚に、毎日ハマっていた。木星は独特の横しま模様と4つの衛星がしっかり観測できた。(→小学生の時の天体観測



Nobuyuki Oshima(大嶋 信之)
プロフィール

Email
info@nobart.com

Follow me

サイトインフォメーション

ページカテゴリー
ブログ(投稿記事)カテゴリー

謎多い天体「3I/ATLAS(スリーアイ・アトラス彗星)」について考察したい。2025年7月1日に発見された観測史上3つ目の恒星間天体。

3I/ATLAS(スリーアイ・アトラス彗星)とは
 ・「オウムアムア(1I/’Oumuamua)」(2017年)
 ・「ボリソフ彗星(2I/Borisov)」(2019年)
 ・「3I/ATLAS(スリーアイ・アトラス)」(2025年)
 ・それぞれの軌道

3I/ATLASの不可解さ
 ・彗星特有の尾がない
 ・構成要素
 ・不自然な電磁場
 ・軌道変更
 ・太陽の重力に影響されない

今後の調査に期待
 ・ 関連情報

参考動画

続報
 ・2025年10月25日追記

(文/大嶋信之 Nobuyuki Oshima)


3I/ATLAS(スリーアイ・アトラス彗星)とは

3I/ATLAS(スリーアイ・アトラス)の軌道のイラスト絵-大嶋信之(Nobuyuki Oshima)
「3I/ATLAS」の軌道を表したイラスト
(※惑星の位置や大きさ、軌道などは正確ではありません。)

3I/ATLAS(スリーアイ・アトラス彗星)とは、2025年7月1日、ATLAS(小惑星地球衝突最終警報システム)によって発見された非周期彗星のことで、太陽系を周回しておらず、一度太陽系から離れると戻ってくることはないため、恒星間天体(こうせいかんてんたい)と呼ばれています。(「恒星(こうせい)」とは太陽のように自ら核融合で発光している星のことをいいます。)
このような恒星間天体を人類が観測したのはこれで3度目で、1度目は2017年の「オウムアムア(1I/’Oumuamua)」、2度目は2019年の「ボリソフ彗星(2I/Borisov)」に次いでの3つ目の発見となった。「I(アイ)」とは、Interstellar(インターステラー)の頭文字で、(日本語では「恒星間」という意味)恒星間天体を表す符号。

「オウムアムア(1I/’Oumuamua)」一度目の発見(2017年)

2017年10月19日マウイ島にある天体望遠鏡「PS1」によって発見された、天体観測史上初めて太陽系外から飛来した恒星間天体。大きさ約400m(推測)。公転軌道を示す離心率は1.19。(完全な円形は0、地球で0.0167、ハレー彗星のような細長い楕円で0.97、1を超えると太陽に戻らない軌道となる。)
棒状(葉巻型)の細長い形状(または薄い円盤状)と回転(自転)、太陽接近時に惑星の重力を利用した「スイングバイ(※)」という加速方法と、謎のガス噴出による「ロケット効果」で急加速し、太陽を去っていったのが最大の特徴。その他、未だ謎の多い天体で、2030年ごろを目標に追跡機を打ち上げる計画もある。オウムアムアが完全に太陽系を離脱するのは2030年ごろの見込みで、太陽系離脱後はぺガスス座の方向へ恒星間空間を漂う旅を続けると予想されている。2030年に地球から打ち上げれた追跡機は、木星と太陽それぞれでスイングバイして超加速させ、計画通りいけば2049年ごろオウムアムアを捉えることができる予定なのだそう。
ある研究チームは、オウムアムアの故郷と考えられる恒星系をいくつか候補をあげている。

(※)スイングバイ
惑星の重力を利用し加速する方法。地球から打ち上げられた探査機「ボイジャー1号・2号」も木星と土星でスイングバイを活用した。(オウムアムアは太陽の重力を利用してスイングバイした。)

「ボリソフ彗星(2I/Borisov)」二度目の発見(2019年)

2019年8月30日クリミア半島近郊のクリミア天体物理天文台で発見された、オウムアムアに続き観測史上2例目の恒星間天体。直径は約1km程度(推測)。
離心率は3.36とオウムアムア(1.12)と比べ高い値の双曲線軌道。太陽の重力に影響されないほどの高速で太陽系を過ぎ去っていった。なお、太陽に近づいた際に、核が二つに分裂したとみられている。

「3I/ATLAS(スリーアイ・アトラス彗星)」三度目の発見(2025年)

2025年7月1日、チリ(コキンボ州)の小惑星地球衝突最終警報システム(ATLAS)によって発見された、観測史上3例目の恒星間天体。直径約19km(推測)。
離心率は6.14で、オウムアムアの1.12、ボリソフ彗星の3.36と比べ、突出して高く最も直線に近い双曲線軌道を描いて移動している。
また、移動速度も驚異的なスピードで、時速約20.9万km(秒速約58km)となっている。
オウムアムアは時速約9.4万km(秒速約26km/近日点で秒速約87.3 km)、ボリソフ彗星は時速約16万km(秒速約44.7km)と比べ格段に速い。
参考までに、地球の公転速度は時速約10.7km(秒速約30km)、太陽系で公転速度が最も速い水星でも時速約17万km(秒速約47.4km)なので、特異的な速さが分かる。
2025年9月5日~11月4日にかけては、太陽に近づくため一旦地上から観測できなるが、近日点通過後の同年12月上旬ごろから再び観測できるようになる。その後、2026年3月16日ごろには、木星に(約5335万キロ)まで接近すると予想されている。

それぞれの軌道(オウムアムア、ボリソフ彗星、3I/ATLAS)

オウムアムア、ボリソフ彗星、3I/ATLASそれぞれの軌道と太陽系侵入角度の比較図。
3I/ATLASの太陽系侵入角度が、黄道面(こうどうめん/惑星の円盤状軌道面)と5度未満のズレ(ほぼ一致)というのが観測史上稀(というか初)の現象。これは天文学的に0.2%という確率だという。また、驚異的なスピードを物語る直線的な軌道も特徴的。
オウムアムアのスイングバイぶりも際立っている。

3I/ATLASの不可解さ

3I/ATLASには、彗星には見られない様々な不思議な点がある。
記録のために以下に記述しておく。(不確実な情報もあります。)
解明次第、追記、書き換えていきます。

彗星特有の尾がない

通常、彗星というのは、ハレー彗星を連想してもらえるとわかるように、軌道跡に残像のような尾が観測できるのが一般的だ。尾の原因は、太陽に近づくにあたり彗星から吹き出した塵やガスが、進んできた軌道上に残るからだ。今回の3I/ATLASには、その彗星特有の尾がないことが謎のひとつ。それに加え、進行方向とは逆方向に尾のようなものが観測されたのも謎を深めている。

構成要素

次に、構成要素だ。
3I/ATLASからは、鉄を含まないニッケルが検出された。通常、自然界(彗星も含む)では鉄とニッケルはセットで存在している。しかし3I/ATLASからは(鉄は検出されず)ニッケルのみ検出されたらしいのだ。これは、観測史上不自然と言う他ない。人工的かつ工業的な人口金属の可能性を示唆する。
また、通常の彗星とは異なり、水がほとんど存在しないにもかかわらず、異常に大量の二酸化炭素が検出されていることも、注目されている。

不自然な電磁場

そして電磁場異常だ。
3I/ATLASは、周囲の電磁場に影響し、独自の磁場を持っているようなのだ。
しかも、回転しているにもかかわらず、3I/ATLASの地表から届く光は一定で、それは表面が滑らかな状態を意味している。通常、表面が凹凸している今まで観測してきた彗星などではありえない現象で、さらに謎を深めている。
そして、何かしらの信号を発している可能性もあるというから驚きだ。(不確実)
自然のノイズなのか、人工的な信号なのか、解析が急がれているようだ。一部の海外動画では、量子コンピューター(Googleの量子コンピュータ「Sycamore(シカモア」)によって解析が進んでいて、その信号は明らかに人工的で、信号の内容は「数十年内に起こる、宇宙的災害を人類に警告している」など、巷では様々な憶測が広がっている。

軌道変更

3I/ATLASは、太陽系に侵入後、一度軌道を変更したらしい。
それが本当なら、自然の彗星ではありえない。
また、太陽に接近した際、オウムアムア同様スイングバイすることがわかっている。
ただ、太陽に最も近づく日(近日点)の2025年10月29日前後は、太陽に隠れて地球上から観測するこができない。3I/ATLASが、近日点にどのような振る舞いをするかが注目されている。どのように加速するか、ボリソフ彗星そように太陽の熱で分裂するか、など。
近日点は地球上から観測できないので、火星を周回する人工衛星を使って観測する話が上がっているらしい。

太陽の重力に影響しない

3I/ATLASは、太陽の重力にまったく影響されていない可能性が示唆されている。(不確実)

今後の調査に期待

オウムアムア、ボリソフ彗星に続いて、つい7月に発見されたばかりの恒星間天体「3I/ATLAS(スリーアイ・アトラス)」。2017年、2019年、2025年と、比較的短期間に飛来しているところが注意深いところだ。
そして、オウムアムア(約400m)、ボリソフ彗星(直径約1㎞)、3I/ATLAS(直径約19㎞)と大きさも徐々に大きくなっているところも注視したい。
私個人的には、オウムアムアの「スイングバイ(+ロケット効果)で加速」、今回の3I/ATLASの「尾がない」「電磁場または信号」に着目している。
これらは、自然の彗星ではなかなか考えられない事例だと思うからだ。
もし、これらの恒星間天体が人工物だったとしたら、人類へのメッセージが含まれている可能性が大きい。
なにしろ、太陽のように自ら輝く恒星は、地球が属する天の川銀河だけでも2000億~4000億存在する。宇宙全体に目を広げると、10の22乗個から10の24乗個という果てしない数の恒星が存在するのだ。その中には、地球のような星は必ず存在し、生命がいて、現地球人の文明をはるかに超越した文明があっても全くおかしくないし、逆にないほうが不自然な数だ。
今後の調査に期待したい。

関連情報

ババ・ヴァンガの予言
ブルガリアの盲目の予言者ババ・ヴァンガ(1911年1月31日~1996年8月11日)は、「2025年に人類は宇宙からの来訪者と接触するだろう。」と未知との遭遇の予言を残している。
また、「スポーツイベント中に宇宙人と接触する」と予言していたとも言われている。
「3I/ATLAS」はまさに他の宇宙(銀河系)からの訪問者。2025年9月現在、地球や太陽に最も接近している最中だが、火星にも接近することが分かっているし、今後の3I/ATLASの振る舞いや追加観測から目が離せない。(現在、火星と木星を周回中の探査機も動員して観測する予定もあるので期待したい。)

2025年7月5日の大災害の予言
日本では2025年7月5日に大災害が起こると騒がれた。中でも「フィリピン海沖の太平洋上に隕石が落ちて大津波が来る」といった話が一部では広がっていた。
この「3I/ATLAS」が発見されたのは、同年の7月1日のことであった。今でこそ地球には衝突しないことがわかってはいるが、地球と火星の周期道内を通過するので、宇宙規模から考えると非常に近い距離を通過することになる。(地球より火星に接近することがわかっている。)
このように、直前に発見された飛来物が、万に一ついつ地球に衝突してもおかしくない。(天文学的には確率は低いが。)
もし「3I/ATLAS」が地球に衝突していたら、非常に嫌だが予言的中となっていたところだった。(今後年末にかけて、地球・火星付近を通過するまでわからないが。)

参考動画

「GoogleのQuantum Core(量子コア)が3I ATLASの画像をスキャン — 結果は恐ろしい」

3I/ATLASから発する光、ノイズ信号など自然現象とは考えにくい特異な点をわかりやすく紹介している。

「ジェイムズ・ウェッブ望遠鏡が3I/ATLASからの恐ろしい信号を検出」

「3I/ATLAS(スリーアイ・アトラス)」が、彗星なのか、機械なのか、それともまったく別の何かなのか、様々な角度から考察している。
動画を要約すると以下だ。

「3I/ATLAS(スリーアイ・アトラス)」は、

彗星ではない彗星
・速度が速すぎる。
・既存の軌ではなく、オールトの雲にも属さず、自然の天体運動の法則にまったく従っていない。
・異常なガズ放出。
・意味不明な吸収線。

完璧すぎる軌道
・3I/ATLASは無秩序ではなく、まるで飛行計画があるかのように太陽系に侵入し滑空している。
・太陽系を周る惑星の平面軌道と5度以内のズレで侵入した。これは天文学的には0.2%の確率。
・2025年10月3日に火星に最も接近し、10月29日太陽に最も近づく近日点(地球は太陽のちょうど反対側に位置し共に観測できない)を経て、12月19日ごろ地球に最接近し、その後、木星に接近することが予想されている。

人工的すぎる科学的特徴
・鉄を含まないニッケル単独で検知。
・大量の二酸化炭素の放出。
・太陽光反射では説明がつかない発光と、不自然(滑らか)な一定の光。

事故とは思えないほど正確な信号
・ランダムとは思えない構造化された信号パターン。
・ボイジャー(1号:1977年9月5日、2号:1977年8月20日打ち上げ)が積んだ金属板(ゴールデンレコード)の情報に反応した信号の可能性。
・3I/ATLASは、1977年8月15日に観測された「Wow!シグナル」を受信した射手座の方角(天の川銀河の中心方向)から飛来した。

太陽由来ではない熱
歪む時間
振舞わない物質

「3I/ATLAS(スリーアイ・アトラス)」が、自然現象なのか、宇宙の事故なのか、意図されたものなのか、世界中の学者が注目している。


続報

追記:2025年10月25日

以下のNBC Newsのニュース動画(2025年10月23日)では、ハーバード大学の物理学者アヴィ・ローブ博士がオンライン出演し、10月29日の近日点(太陽に最も近づく日)での3I/Atrasの振る舞いに注目する旨を語っている。

軌道を変えるか、また、どう変えるか、はたまたそのままの軌道を保つのか。残念ながら、近日点はちょうど太陽の裏に位置し、地球上から観測することはできない。
また、火星の周回を周る衛星から観測はできるが、NASAが現在政府閉鎖により停止(職員の8割が休職)しているため、情報が出てくることは期待できないだろう。
アヴィ・ローブ博士は、今回の3I/Atrasの軌道面は、黄道面と同じ角度のため、もし惑星探査船だとしたら、太陽に最も近づく近日点で各惑星を探査するための小型の探査船を吐き出すのではないかと考えている。近日点は、太陽の重力を利用して、ロケット噴射などをし、そのような探査船を発射するには最も好都合だからだそうだ。今後の情報から離せない。

3I/Atrasの軌道面-黄道面と同じ角度/NBC Newsのニュース動画(2025年10月23日)より
3I/Atrasの軌道(動画より

3I/Atrasは、地球ほか惑星が太陽を周る黄道面とほぼ同じ角度で侵入し進んでいる。3I/Atrasが太陽に最も近づく近日点(10月29日)は、ちょうど太陽を挟んで正反対に位置し、残念ながら地球上から観測することができない。これも計算されたことなのだろうか。続報がでたら、また追記したいと思う。



Nobuyuki Oshima(大嶋 信之)
プロフィール

Email
info@nobart.com

Follow me

サイトインフォメーション

ページカテゴリー
ブログ(投稿記事)カテゴリー

UFO?不思議な光を見た-2025年7月28日東京都板橋区上空(20時15分ごろ)

2025年7月28日(月)、板橋区上空で不思議な光を目撃したので、記録のために記事にしておきます。

上の写真は、加工ソフトで作ったイメージ写真です。
星だと思って見上げていたら、突然消えてしまったので、「え?え?」ってなってカメラに収めることができませんでした。

後から撮影した実際の写真です。
丸で囲った部分に、目立つ星があります。(後から調べた結果、こと座のα星で一等星の「ベガ」だと思われます。)

拡大写真です。
カメラのせいか、四角いのですが。

<ここからは、復元イメージです>

場所は板橋区前野町5丁目付近、時刻は20時15分、ジョギングをしていてふと頭上の空を見上げたところ、ずいぶん明るい星だなと思い、立ち止まって見ることにしました。

二つの星が並んで輝いていました。
北向きに立って、ほぼ真上に向かって見上げている状態です。
上下に二つの星が並んでおり、上(南側)に位置する星の方が、少し明るめでした。
最近、UFOをカメラに収めようと、コンパクトデジカメを常に携帯しているのですが、まさかその星(光)が消えるだなんて思ってもみなかったので、カメラはスタンバイしてませんでした。

すると、突然明るい方の上の星の一瞬光が強くなりました。

強く光った次の瞬間、少し薄くなりました。
「え?」となりました。

そして、そのまま徐々に薄くなっていくのです。
「ま、まさか・・」と思いました。今からカメラの準備は無理です。

みるみる薄くなり、消えてしまいました。

上の明かるかった星は完全に消えて、下の一つの星だけになってしまったのです。
その後、何度見ても消えてなくなっている。二つ並んでいた星が一つになってしまった。
その後ジョギング中、何度もその星を見上げましたが、そのままでした。
もちろん、飛行機やヘリコプターの音は聞こえませんでした。

<復元イメージはここまで>

検証1:飛行機の可能性
夕刻~夜間、飛行機が着陸時に点灯させるランディングライトを、遠くから手前に向かってくる飛行機を見た場合、飛行機の進行方向がずれると、光が急に消えるように見える現象があります。筆者も何度も見たことがあります。ただ、それは遠くの飛行機が正面を向いているときに見えるものであって、頭上で見えるものではありません。
飛行機が頭上を通過する場合は、音を立てながら動いていますし、翼の点滅等が見えるので、明らかに飛行機だとわかります。

検証2:ヘリコプターの可能性
ヘリコプターが地上に向けて光を照射していることがあります。ただ、その場合ヘリコプターの音はしますし、多少でも動いていると思いますので、明らかに違いました。一切音はしてなかったです。

検証3:人工衛星の可能性
この可能性が一番高いと思います。時間的にも7月28日の板橋区の日没時間は18時50分、日没から1時間25分、人工衛星が太陽光を反射する時間内だと思います。現に、その後、近くの公園でしばらく空を眺めていると、人工衛星を見つけることができました。ただ、筆者は今まで何回も人工衛星を見たことがありますが、人工衛星の特徴は一直線に動くというところです。
同じ場所で星のように輝いていて、一瞬強く光って、薄くなりながら消えていく発光体は、今まで見たことがありませんでした。

検証4:流れ星の可能性
もし、私のいた付近の頭上90度(直角)に近い角度で落ちてきた隕石(流れ星)があったなら、そういった光り方になるでしょう。
一瞬光が強くなって、徐々に消えていくのも納得できます。

翌朝、なんとも納得がいかず、星座早見盤を引っぱり出して、当時の空を調べました。

日時を合わせ、北向きに見上げ、頭上(天頂)より少し北西、東京の空で明るく見えるのは一等星なので、その星はおそらく「ベガ」です。

この辺りに、星のように輝く何ものかが見えたことになります。
ベガのやや南側で、ベガと天頂の間くらいでした。

以上ですが、同じようなものを見たという方がいらっしゃいましたら、ご連絡またはコメントいただけると大変嬉しいです。


Nobuyuki Oshima(大嶋 信之)
プロフィール

Email
info@nobart.com

Follow me

サイトインフォメーション

ページカテゴリー
ブログ(投稿記事)カテゴリー

【新作】絵を描いた「宇宙の絵画2025-0719」

絵を描きました。
宇宙の絵、アクリル水彩画です。

「宇宙の絵画2025-0719」アクリル水彩画-Nobuyuki Oshima(大嶋信之)

黒、ダークブルー系で宇宙の色を表現し、黄色やピンク、白といった明るめの色で星雲を感覚的に描いていきます。最後に白や黄色で星々を描きます。いつも同じように描いていても、その日によって違った感じの仕上がりになるところが、手描きの絵の面白しさだと思う。

宇宙の絵 一覧


Nobuyuki Oshima(大嶋 信之)
プロフィール

Email
info@nobart.com

Follow me

サイトインフォメーション

ページカテゴリー
ブログ(投稿記事)カテゴリー