靴職人でアーティストの三澤則行(みさわ のりゆき/Noriyuki Misawa)氏のトークライブ『日本の靴(履物)、未来の(革)靴』を訪れました。

2025年8月23日(土)、浅草雷門前にある「浅草文化観光センター」で開催された、靴職人でありアーティストでもある三澤則行氏によるトークライブ『日本の靴(履物)、未来の(革)靴』を訪れました。

トークライブは、8日17日から開催中の靴の展示イベント「靴が歩んだ “昭和100年”(J- s h o e s 1 9 2 5- 2 0 2 5)」のスペシャルイベントとして行われた。

スペシャルトークライブ『日本の靴(履物)、未来の(革)靴』by Noriyuki Misawa

トークライブに登壇する三澤則行氏-『日本の靴(履物)、未来の(革)靴』

トークライブに登壇する三澤則行氏。
靴づくりからアート作品制作のプロセス、最近の活動内容など、貴重なお話を伺うことができた。

三澤則行氏の靴アート作品「MUSIC Ⅵ-horn(ホルン)-」、「畳(Tatami)」、「波(Nami)」

三澤氏が今年になって制作した、靴アート作品「MUSIC Ⅵ-horn(ホルン)-」(写真手前)、「畳(Tatami)」(写真中央)、「波(Nami)」(写真奥)。

三澤則行氏の靴アート作品「畳(Tatami)」2025年大阪万博出展作品

「畳(Tatami)」
EXPO2025 大阪・関西万博(大阪万博)「未来の靴のカタチ/The Contours of Future Shoes」出展作品。
草鞋(わらじ)や雪駄(せった)など、日本古来の履物を意識し制作した。
土台の形状は、畳の編みをイメージ。

三澤則行氏の靴アート作品「波(Nami)」2025年大阪万博出展作品

「波(Nami)」
EXPO2025 大阪・関西万博(大阪万博)「未来の靴のカタチ/The Contours of Future Shoes」出展作品。
葛飾北斎の波(海)の絵、「富嶽三十六景(ふがくさんじゅうろっけい)『神奈川沖浪裏(かながわおきなみうら)』」からインスパイアされた。

三澤則行氏の万博テーマ「未来の靴のカタチ」への思考は、
『未来はもしかしたら、乗り物や移動手段の進化によって、人間は極限に歩かないで移動できるかもしれない。そうなると、現在考えられている靴の必要性はなくなり、最低限少し履ければよい程度の靴しか必要なくなる可能性がある。日本古来の草鞋(わらじ)や雪駄はそういった靴に適しているかもしれない。』
といった想いを作品に込めたのだそうだ。

★より詳しいイベントレポートは、以下ページをご覧ください。
イベントレポート詳細


浅草文化観光センター
東京都台東区雷門2丁目18−9


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「第八回 幡ヶ谷仮面展」を訪れました。

2025年8月23日(土)、渋谷区幡ヶ谷「はじめ」で開催中の「第8回 幡ヶ谷仮面展」を訪れました。仮面作品は、どれも作り手(アーティスト)の個性が溢れ出ていて、とても楽しかったのと刺激を受けました。
仮面展は、8月30日(土)まで開催されていますので、ぜひ足を運んでみてください。

会場の「はじめ」/第8回 幡ヶ谷仮面展

会場の「はじめ」(東京都渋谷区幡ケ谷2丁目5−8)。

大嶋信之(Nobuyuki Oshima)製作した仮面/第8回 幡ヶ谷仮面展
作品と私(大嶋信之)

私の制作した作品(3点)は、入り口を入ってすぐのところに飾っていただいておりました。

大嶋信之(Nobuyuki Oshima)製作した仮面3点/第8回 幡ヶ谷仮面展

こちらの3点が、私が出品した作品です。
写真中央下「私が見た宇宙人はガネーシャ?」、右上「ヘキサゴン of ドゴン」、左上「トライアングル of ドゴン」。
それぞれ、私なりの意味を込め制作した。(→制作した作品の詳細

会場内の様子/第8回 幡ヶ谷仮面展

他にも様々な作品が、飾られている。

店内の仮面作品/第8回 幡ヶ谷仮面展

どれも、アーティストの個性と手の込んだ作品ばかり。

会場内の仮面作品1F/第8回 幡ヶ谷仮面展

各アーティストによってテーマはまちまち。見てるだけで楽しい。

会場1Fの仮面作品/第8回 幡ヶ谷仮面展

小林雄二氏の作品「マスク仮面」/第8回 幡ヶ谷仮面展

主催者のひとりの小林雄二氏の作品「マスク仮面」。
さすがに上手い。

仮面(マスク)をモチーフにした絵画アート作品/第8回 幡ヶ谷仮面展

仮面(マスク)をモチーフにした絵画アート作品。

和紙のような素材で作られたユニークな作品/第8回 幡ヶ谷仮面展

和紙のような素材で作られた、ユニークな作品。

絵画と仮面が融合したような作品/第8回 幡ヶ谷仮面展

絵画と仮面が融合したような作品。

妖怪を連想させる仮面作品/第8回 幡ヶ谷仮面展

妖怪を連想させる仮面作品。

非常に繊細な作りの仮面/第8回 幡ヶ谷仮面展

非常に繊細な作りの仮面。三つとも同じアーティストの作品だ。
どれも30万円前後という値段だったが、2つは売約済になっていた。

作品名「キノピオ」by Masksmith/第8回 幡ヶ谷仮面展

作品名「キノピオ」by Masksmith
表情豊かで、非常に繊細な作りなのがわかる。

作品名「コックリさん」by Masksmith/第8回 幡ヶ谷仮面展

作品名「コックリさん」by Masksmith

作品名「酒呑童子」by Masksmith/第8回 幡ヶ谷仮面展

作品名「酒呑童子」by Masksmith

会場2Fへ/第8回 幡ヶ谷仮面展

会場2Fへ。
階段の途中にも、仮面作品が飾られている。

階段横の壁に飾られた仮面作品/第8回 幡ヶ谷仮面展

階段横の壁に飾られた仮面作品。

仮面をモチーフにした絵画アート作品/第8回 幡ヶ谷仮面展

階段横の壁に飾られた、仮面をモチーフにした絵画アート作品。

ハイレベルな作品/第8回 幡ヶ谷仮面展

しっかり作りこまれた、ハイレベルな作品が多い。
中央は、主催者のひとり小林雄二氏の作品「叫び」。額に書かれた「ころすな!」が印象的。作りもメッセージ性も、さすが!という感じの作品。

所狭しと飾られた仮面アート作品/第8回 幡ヶ谷仮面展

多くの作品が、所狭しと飾られている。

作家名「Krampus」by 田中健一/第8回 幡ヶ谷仮面展

作家名「Krampus」by 田中健一

知人のアーティストである「亀山空(かめやま そら)」氏の作品/第8回 幡ヶ谷仮面展

中央二つは、知人のアーティストである「亀山空(かめやま そら)」氏の作品。

作品名「エルビス・プレスリー」by 亀山空/第8回 幡ヶ谷仮面展

作品名「エルビス・プレスリー」by 亀山空

作品名「デューラーの母」by 亀山空/第8回 幡ヶ谷仮面展

作品名「デューラーの母」by 亀山空

作品名「オカリナ」by 亀山空/第8回 幡ヶ谷仮面展

作品名「オカリナ」by 亀山空

作品名「木の婆」by 亀山空/第8回 幡ヶ谷仮面展
( 写真提供:シューワークショップ 末光宏

作品名「木の婆」by 亀山空

作品名「狐半面アールデコ」by サカマタ/第8回 幡ヶ谷仮面展

作品名「狐半面アールデコ」by サカマタ

作品名「シャンバラアウル」by 小松里榮/第8回 幡ヶ谷仮面展

作品名「シャンバラアウル」by 小松里榮
この作品をひっくり返すと・・・・

作品名「シャンバラアウル」by 小松里榮の裏面/第8回 幡ヶ谷仮面展

裏面を見てびっくり!
なんと空き缶で作られていた!スゴっっ!!

小林雄二氏のアーカイブ作品「スカイキャプテン」/第8回 幡ヶ谷仮面展

主催者、小林雄二氏のアーカイブ作品「スカイキャプテン」。
人間の生命力を表現したという。

平置きされた仮面作品/第8回 幡ヶ谷仮面展

平置きされた、様々な仮面作品。

「幡ヶ谷仮面展」公式ホームページ
「幡ヶ谷仮面展」公式ホームページ

「幡ヶ谷仮面展」公式ホームページでは、作品一覧や参加アーティスト一覧がご覧いただけます。ぜひアクセスしてみてください♪(→「第八回 幡ヶ谷仮面展」作品一覧

番外

昨年まで幡ヶ谷仮面展に出展されていた、靴職人で会場からほど近いところに「The Shoe Work Shop(ザ・シューワークショップ)」という素敵なビスポークシューズ(オーダーシューズ)店を構える、末光宏(すえみつ ひろし)氏が、猛暑の中会場に駆けつけてくれた。

末光宏作の革サンダル

末光氏の足元を見ると、とても履き良さそうなサンダルを履いていたので尋ねると、自分の足に合わせて自作したサンダルで、革で巻いたソールと鼻緒と足首のストラップによって足がしっかり固定され、非常に履きよいのだそう。このサンダルを履いて、毎日一万歩歩いているというから驚き。
聞けば、走る民族として知られるタラウマラ族が履いている「ワラーチ」という履物から着想を得たという。タラウマラ族は、スニーカーやランニングシューズなどではなく、裸足にワラーチのみを履いて、多くの世界ランニング大会で優勝を果たすなど実績をのこしているというから驚きだ。
私も、鼻緒型の開放型履物かつ、足首を固定し踵を安定させるのは、歩行には向いていると、靴屋として納得してしまった。
ご興味ある方は、ぜひ「The Shoe Work Shop」に行かれてみてください。オーダーであなたの足にぴったり合ったサンダルを製作してくれます。

The Shoe Work Shop(ザ・シューワークショップ) 
東京都中野区南台4-30-11-1F

はじめ
東京都渋谷区幡ケ谷2丁目5−8



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「第8回 幡ヶ谷仮面展」に出展した知人でアーティストの亀山 空(かめやま そら)さんの作品。

今年(2025年)私と一緒に「第8回 幡ヶ谷仮面展」に出展した知人のアーティスト「亀山 空(かめやま そら)」さんの作品を紹介したい。(→私の作品

亀山空さんは、歌を作詞作曲して自らギターを演奏して歌ったり、曲に合わせて踊ったり、絵を描いたり、脚本を作ったりと、多岐にわたる才能の持ち主で、様々な創作活動を行っています。(※以下写真は「幡ヶ谷仮面展」公式サイトより)

私が彼に出会った時は、ギターで曲を奏で歌を歌い、自作の仮面を被って、即興で踊る演技を披露してくれた。なので、「自分も初めて出展予定の『幡ヶ谷仮面展』に一緒に出展しましょう。」とお誘いしました。(→ギター演奏をする亀山空さん

どれも、空さんの世界観が垣間見れる、個性的な素敵な作品です。
実物をご覧になりたい方は、ぜひ「幡ヶ谷仮面展」に足を運んでみてください。
2025年8月16日~30日まで開催しています!

亀山空氏の作品展示の様子

【アーティスト情報】

亀山空(かめやま そら)
https://hatagaya-kamen.tokyo/artist/sora_kameyama/


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「第八回 幡ヶ谷仮面展」に出品する作品(仮面・お面)を製作した。

2025年8月16日(土)~30日(日)、渋谷区幡ヶ谷「はじめ」にて開催される「第八回 幡ヶ谷仮面展」に出展する作品(仮面・お面)を3点制作した。

第8回 幡ヶ谷仮面展
1つ目「私の見た宇宙人はガネーシャ?」
 ・制作秘話
  ・私の不思議体験
2つ目「ヘキサゴン of ドゴン(Hexagon of Dogon)」
 ・制作の様子
3つ目「トライアングル of ドゴン(Triangle of Dogon)」
 ・ドゴン族の不思議な話
展示の様子
はじめ(会場地図)


第八回 幡ヶ谷仮面展

毎年行われている「幡ヶ谷仮面展」は、今年で第8回目の開催となる。今年は100名近い96名のアーティストがノミネートしている。

Nobuyuki Oshima(大嶋 信之)/「第8回 幡ヶ谷仮面展」公式サイト
Nobuyuki Oshima-「第8回 幡ヶ谷仮面展」公式サイト

公式ホームページでは、参加アーティストの詳細、過去の作品、過去回のアーカイブ情報を閲覧することができる。
私は、今年初参加であり、仮面も今まで作ったことはないが、初チャレンジした。昨年まで出展していた知人で靴職人の方の紹介で参加することにした。

亀山 空(かめやま そら)/「第8回 幡ヶ谷仮面展」公式サイト
亀山空-「第8回 幡ヶ谷仮面展」公式サイト

また、昨年知り合ったアーティストの「亀山 空(かめやま そら)」さんも誘っての参加。空さんはもともと音楽演技のために独自で仮面を作っていた。(→亀山空さんの作品


1つ目、作品名「私の見た宇宙人はガネーシャ?」

テーマは「ガネーシャ」。
ガネーシャ神は、ヒンドゥー教で最も人気のある神様で、豊穣、知識、商業の神とされていて、豊作、学業成就、商売繁盛などのご利益があるとされている。また、「障害を取り除く吉祥の神様」「知恵と成功をもたらす神」としても知られ、厄除け・邪悪な力を跳ね除ける・精神の安定・自己成長・恋愛成就などのご利益もあるとされる。

材料は、たまたま仕事場にあった、革靴のレザーソール(革底材)に使われる「ベンズ」と言われる厚めの牛革(イタリー製)の端切れに、アクリル絵の具で着色して製作した。
顔のかたちにカットせず、あえて端切れのかたちそのままで絵を描いた。

一部、ラメの絵の具を使って着色したので、光を反射してキラキラする。

おでこの第三の目の部分「ビンディ」には、ラインストーン(人工宝石)を配置し装飾た。

両耳にはイヤリングを装飾。
色を塗って、星をイメージしたラインストーン(人工宝石)を配置。

裏面には、仮面装着用にゴムを取り付けた。
ゴムの付け具もリングのイヤリングをイメージ。
革の端切れなのでこういった半端な形状をしてるが、あえてカットせずにそそままで仕上げた。

制作秘話

本革製仮面「私の見た宇宙人はガネーシャ?」製作途中の宇宙人(エイリアン)の顔-Nobuyuki Oshima(大嶋信之)

当初、これで完成のはずだった。
これは、私が幼少期に遭遇した宇宙人(エイリアン)の顔だ。(→私が見た宇宙人
しかし、途中でなぜかガネーシャに見えてきてしまい、のちに鼻を描き足してガネーシャに方向転換した。なので、作品名を「私が見た宇宙人はガネーシャ?」にした。

後から気づいたのだが、ヒンドゥー教の神であるガネーシャを、ヒンドゥー教では神聖な動物とされる牛の革で作ってしまったこと、ガネーシャまたヒンドゥー教に対して大変無礼なことをしてしまった。宇宙人のままでよかったかも。。

私の不思議体験

この作品を作るにあたって、私が体験した二つの不思議体験が、インスピレーションのもとになっている。

一つは、先にも述べた幼少期の宇宙人遭遇体験。5、6歳ごろ(1982年頃)母の実家のあった茨城県水戸市で遭遇した宇宙人。容姿と目の印象が強すぎて今でも鮮明に覚えているほどだ。なので、最初はその顔を描いた。

二つめは、3年前の2022年2月、寝室に突如現れたガネーシャと、それを取り巻く数体のヒンドゥー教の神々。その後、4月にも同様の体験した。
それまで、恥ずかしながら、ヒンドゥー教のことも「ガネーシャ神」のこともあまり詳しく知らなかった。
その体験から、ガネーシャのこと、ヒンドゥー教のことを詳しく調べるきっかけになった。


2つ目、作品名「ヘキサゴン of ドゴン(Hexagon of Dogon)」

仮面(お面)絵画アート「ヘキサゴン of ドゴン(Hexagon of Dogon)」-Nobuyuki Oshima(大嶋信之)
作品名「ヘキサゴン of ドゴン(Hexagon of Dogon)」
(C)2025-Nobuyuki Oshima

六角形の張りキャンバスに、絵(アクリル水彩画)を描いて作った作品。
ヘキサゴン=六角形、ドゴン=ドゴン族。
作風は、ドゴン族の仮面祭りから着想を得た。

仮面(お面)絵画アート「ヘキサゴン of ドゴン(Hexagon of Dogon)」-Nobuyuki Oshima(大嶋信之)

柄はオリジナルで、海の波をイメージした。縁の部分にも模様を描いた。
あえて(口のない)目しかない仮面にした。口の代わりに第三の目(サードアイ)でコンタクト(テレパシー交信)できるイメージ。

仮面(お面)絵画アート「ヘキサゴン of ドゴン(Hexagon of Dogon)」-Nobuyuki Oshima(大嶋信之)

ところどころにラインストーン(人工宝石)を配置。

仮面(お面)絵画アート「ヘキサゴン of ドゴン(Hexagon of Dogon)」第三の目(サードアイ・第6チャクラ)のラインストーン(人工宝石)装飾-Nobuyuki Oshima(大嶋信之)

第三の目(サードアイ・第6チャクラ)にも、ラインストーン(人工宝石)を装飾した。
これはドゴン族とは関係ないが、ヒンドゥー教でいうヒンディ(第三の目を表す装飾)からインスパイアされた。第三の目(第6チャクラ)は、直感力や洞察力、ひらめきを司るとされる。

仮面(お面)絵画アート「ヘキサゴン of ドゴン(Hexagon of Dogon)」裏面の仮面着用のためのゴム-Nobuyuki Oshima(大嶋信之)
裏面の仮面着用のためのゴム

裏面には、仮面装着用にゴムを取り付けた。

制作の様子

六角形の張りキャンバス
六角形の張りキャンバス

六角形の張りキャンバス。
なんとなく仮面になりそうな形状とサイズ感。

六角形の張りキャンバスに着色した様子。
着色した様子

着色し始めた様子。(アクリル水彩)
ここからアイデアをひねり出す。


3つ目、作品名「トライアングル of ドゴン(Triangle of Dogon)」

仮面(お面)絵画アート「トライアングル of ドゴン(Triangle of Dogon)」-Nobuyuki Oshima(大嶋信之)
作品名「トライアングル of ドゴン(Triangle of Dogon)」
(C)2025-Nobuyuki Oshima

三角形の張りキャンバスに、絵(アクリル水彩画)を描いて作った作品。
トライアングル=三角形、ドゴン=ドゴン族。
作風は、ドゴン族の仮面祭りから着想を得た。

仮面(お面)絵画アート「トライアングル of ドゴン(Triangle of Dogon)」全体像と縁の部分の模様-Nobuyuki Oshima(大嶋信之)
全体像と縁部分の模様

柄はオリジナルで、海の波と夕日、緑(植物)をイメージした。縁の部分にも模様を描いた。

仮面(お面)絵画アート「トライアングル of ドゴン(Triangle of Dogon)」目と第三の目(第6チャクラ)-Nobuyuki Oshima(大嶋信之)
目と第三の目(第6チャクラ)

あえて(口のない)目しかない仮面にした。口の代わりに第三の目(サードアイ)でコンタクト(テレパシー交信)できるイメージ。

仮面(お面)絵画アート「トライアングル of ドゴン(Triangle of Dogon)」-Nobuyuki Oshima(大嶋信之)
第三の目の装飾「ヒンディ」

第三の目(サードアイ・第6チャクラ)に、ラインストーン(人工宝石)を装飾した。
これはドゴン族とは関係ないが、ヒンドゥー教でいうヒンディ(第三の目を表す装飾)からインスパイアされた。第三の目(第6チャクラ)は、直感力や洞察力、ひらめきを司るとされる。

仮面(お面)絵画アート「トライアングル of ドゴン(Triangle of Dogon)」-Nobuyuki Oshima(大嶋信之)
裏面の仮面着用のためのゴム

裏面には、仮面装着用にゴムを取り付けた。

ドゴン族の不思議な話

ドゴン族は、西アフリカにあるマリ共和国のバンディアガラの断崖(バンディアガラ山)周辺に居住する民族で、独自の言語、伝統文化、宗教を保持し、特に仮面を使った踊りやダンスといった独自の文化、60年に一度行われるシギ祭りなどが有名です。

ドゴン族には、不思議な話が二つあります。
一つは、シリウス神話。
ドゴン族は、なぜか天体の知識を持っており、自分たちの先祖はシリウス星系から来たと伝承されており、シリウスはA、B、Cの三つの星があると言い伝えられていた。後になって、1862年望遠鏡での観測で、ひとつの星だと思われていたシリウスは、シリウスA、Bの連星であることが確認された。(シリウスBは肉眼では見えないし、小さな望遠鏡でも確認できない暗い恒星なので、なぜドゴン族が知っていたかは不明。)ドゴン族の言うシリウスCについては、まだ観測されていない。
(参考動画:古代の宇宙人の来訪は事実なのか?/HISTORY公式チャンネル

二つめは、アディンクラコードにまつわる話です。
下の動画によれば、最先端の研究によると、宇宙を満たすエーテルに満たされた情報コードは「アディンクラコード」という記号で記述され動いていることがわかったようだ。しかし、ドゴン族はどうやらそのアディンクラコードをもともと知っており、そのコードを自分たちの衣類の柄に織り込んでいた。なぜドゴン族がアディンクラコードを知っていたかは不明。ちなみに、アディンクラコードを三次元に取り込むと、エラー修正コードのような高度な数値数学になり、現在のインターネットを動かしているというからますます驚かされる。
(参考動画:DNAと引き寄せの関係性、量子力学 による願望実現 の仕組み/Captain AT Channel

以上より、ドゴン族の不思議さには魅力を感じます。
まだまだ、古代文明には、現代科学では分からないことがたくさんあると、心がワクワクします。

展示の様子

展示の様子は、写真をクリックしてください。

第八回幡ヶ谷仮面展での展示の様子(Nobuyuki Oshima /大嶋信之)

作品展示の様子


はじめ
東京都渋谷区幡ケ谷2丁目5−8


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第8回「幡ヶ谷仮面展」(2025年)に出展いたします。幡ヶ谷「ご飯と喫茶 はじめ」にて8月16日(土)~30日(土)まで。

渋谷区幡ヶ谷にて毎年開催されている「幡ヶ谷仮面展」に、作品を出展いたします。
仮面(というか絵画に近い)作品は現在作成中です。(今のところ3点くらい出品予定。)
毎年、本格的な造形作品からユニークな作品まで、数多く展示されています。
よろしければ、幡ヶ谷まで足を運んでみてください♪
幡ヶ谷駅(京王新線)より徒歩5分です!

制作した作品3点

イベントレポート

■場所:「ご飯と喫茶 はじめ」-渋谷区幡ヶ谷2丁目5-8
■会期:2025年8月16日(土)~30日(土)
■開催時間:平日17:00-21:00、土日12:00-21:00
■公式サイト:https://hatagaya-kamen.tokyo/


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レジンアートとアクセサリー製作(友人の作品)

古くからの友人が、レジンアート製作とレジンアクセサリー作りを始めたというので、紹介したい。
レジンアートは、レジンと絵の具を使ったアートで、レジンのUV光などで硬化する特徴を利用した、平面的な絵画アートと比べ立体的なアートだ。

レジンアート

波打ち際に押し寄せる波の特徴をとてもよく表現できている。
波を描写するには、レジンアートが最適かもしれない。
波の気泡などは絵画で表現するのは難しい。
しかも絵画にはない立体感がとても良い点だ。

ドライヤーのような送風機を使って、白波の様子を描いていく。
筆では表現し難い、波の泡など白波の様子を表現することができる。


レジンアクセサリー

キーホルダー

レジンを使ったアクセサリー(写真はキーホルダー)。
とてもよくできている。
砂浜と海の感じが、VeryGoodだ。サーフボードとウミカメもかわいい!

ティッシュケース

砂浜に打ち寄せる波の様子が、とてもよく表現できている。
海の色もブルー(深いところ)からエメラルドグリーン(浅瀬)へのグラデーションで、リゾートチックな綺麗な海の様子がわかる。

砂浜に装飾された貝殻がかわいい。

私も、レジンアートに似た技法で波などを描写できる、「フルイドアート」というものにチャレンジしたいと思い、数年前に道具を買い揃えたのだが、まだ手を付けていない(笑)近いうち、絶対に挑戦したいと思いました。

→Amazonで「レジンアート」、「フルイドアート」の道具を見てみる。


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靴職人の三澤則行(Noriyuki Misawa)氏の個展『A single sketch Vol.1 ~Creative Toughness ~ 』を訪れました。

2025年1月25日(土)、銀座月光荘で開催中の「Noriyuki Misawa Exhibition『A single sketch Vol.1 ~ Creative Toughness ~ 』at MAISON GEKKOSO」を訪れました。
ハンドメイド靴職人の三澤則行(みさわ のりゆき)氏による、アート作品の個展だ。

三澤則行(Noriyuki Misawa)氏によるハンドメイドの紳士靴。
靴づくり技術は、自身主宰の教室で多くの生徒さんを抱えるほどのプロフェッショナルぶりだ。デザインも強烈に個性を打ち出す芸術的センスの持ち主。

同氏による靴のアート作品。
靴をモチーフにしたアート作品を、数年前から数多く制作している。2024年にはニューヨークで個展を開催するなどの実力派アーティストだ。2025年の大阪万博にも出展を決めている。

こちらは、2020年に制作した「靴の巣(Foot’s Nest)」
ヒールに使われる積み上げ革を材料に使った、代表作である。
新型コロナウィルス感染拡大をうけ緊急事態宣言が発出された2020年に制作。
外出の自粛を余儀なくされ、靴が蔑ろにされるような想いから、どうにか靴を違うアプローチで表現できないかと思い制作した。

個展会場の様子。
会場となったのは、銀座 月光荘。(東京都中央区銀座8-7-2 永寿ビルB1F)
1Fは画材店、地下1Fがカフェ&画廊(ギャラリー)となっていて、会場は地下1Fの画廊(画室1)で開催された。

今回の個展で初披露となった、新作「MUSIC Ⅵ-horn(ホルン)-」2025年制作。
靴と楽器ホルンをイメージし、革で作られている。作品が作り出す影も作品の一部。

制作のもとになった三澤氏のスケッチ画「MUSIC Ⅵ-horn-Drawing(ホルン ドローイング)」
三澤氏の創作は、必ず1枚のスケッチ画を描くことから始まることから、今回の個展のタイトル「A single sketch」にもなった。

「Mouse Attack Shoe!(ねずみにやられた!)」2020年作。
ねずみにかじられたような造形をした靴のアート作品。

「Crust(クラスト)」2022年作。

「TAIYAKI(タイヤキ)」2024年作。
名前の通り、たい焼きを思わせる靴のアート作品。

「Magritte’s Stone(マグリットの石)」2022年作。
指サンダルをアレンジされたアート作品。

本個展を訪れてみて
作品はどれもさすが靴職人といった繊細さを感じるとともに、枠にとらわれない大胆さも垣間見える魅力的な作品ばかりだった。
三澤氏の個展は国内にとどまらず、ロンドン、ニューヨーク、パリ、シンガポールでも開催され、海外でも好評を得ている。
靴職人としてはもちろん、アーティストとして、今後の益々の活躍を期待したい。

本個展のレポートは、以下のサイト(記事)でより詳しく掲載しています。
よろしければご覧ください♪

■shoepara>イベントレポート>三澤則行 個展
https://shoepara.jp/tips/577/

銀座 月光荘
東京都中央区銀座8-7-2 永寿ビルB1F(画室)


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高校の後輩のお店で、ハロウィーンライブをやっていたので、伺ってみた。

2024年10月31日(木)の夕方、高校の後輩が営む上板橋のBarへ。
ハロウィーンLIVEが行われて、普段とは違う空間を満喫♪

「MASK LIVE IN HALLOWEEN」at 日本酒&ワイン食堂 雫(Shizuku)

上板橋駅からほど近い場所にある、日本酒とワインを楽しめるお店だ。
(※2025年現在、お店は北区滝野川6丁目へ移転している。→移転先

ビールは、普段はあまり見たことのないクラフトビールが楽しめる。
味もそれぞれに個性があり、私は好きでいつも飲んでいる。

artist(music&mask made):SORA KAMEYAMA

ハロウィーンライブの演奏ライブ。
アーティストの亀山 空(かめやま そら)さんがギターを弾きながら歌を歌う。
カバー曲からオリジナル曲まで、バリエーションが多い。
空さんは、音楽だけでなく、絵を描いたり、脚本を作ったりと、様々な創作活動をしている。今回のテーマはマスクライブ、仮面舞踏だ。音楽に合わせ即興での踊りを披露する。

店内には、空さんが制作したマスク(仮面)が飾られていた。 

どれも、独創的でアーティスティック。
店内の雰囲気にもとてもマッチしていた。

片目の印象が芸術的センスを感じる。

どの仮面も、それぞれメッセージ性を感じる素敵な作品だなと思った。

亀山空さんのマスク(仮面)を被ってのパフォーマンス。
音楽に合わせ、即興での演舞は彼のあふれる才能を感じた。


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