ISF(インターナショナル シュー&レザーグッズ フェアー)2007

2007年4月 東京・池袋サンシャイン文化会館 
ISF主催:エフワークス
作品展示イベント企画:jalfic(ジャルフィック)

植物タンニンなめし革の活用方法をアピールする目的で、イタリア植物タンニンなめし革協会による協力のもと、国内の革物職人(靴職人や洋服、バック、革小物などのモノ作りの若手職人)によって造られた様々な作品を展示したイベント。植物タンニンなめし革とは、天然物質による鞣しで作られる革のことで、現在主流のクロムなめし革(化学物質により鞣された革)と比べ、自然に優しい皮革素材として注目されています。

私が描いた靴の絵画と、その絵画の靴のデザインを元に製作した横山直人氏の手製靴の展示の様子。ウィングチップのブーツと、Vウィングの短靴の2足。イタリア植物タンニンなめし革協会の要請(素材提供)で、素材はすべて(甲革/ソール/中底などすべて)植物タンニンなめしの皮革を使用しました。

展示された靴と、デザインのもとになった絵画

V字ウィングチップ

ソールのデザインや、シーム(縫い合わせ)の曲線、つま先のメダリオン(穴飾り)にこだわったV字ウィングチップドレスシューズ。オリジナルデザイン。イタリア植物タンニンなめし革協会の要請(素材提供)で、素材はすべて(甲革/ソール/中底などすべて)植物タンニンなめしの皮革を使用しました。 デザインは、アッパーのキャップやメダリオン、羽根のラインやソールのデザインなど、細かい部分まで、私の絵画を元に横山氏が忠実に再現しています。実に絵画を越える素晴らしい出来栄え。(→デザインの元となった絵画

ウィングチップブーツ

ソールのデザインや、止め具の意匠にこだわったウィングチップのブーツ。オリジナルデザイン。イタリア植物タンニンなめし革協会の要請(素材提供)で、素材はすべて(甲革/ソール/中底などすべて)植物タンニンなめしの皮革を使用しました。 アッパー(甲革)のつま先とかかと部分に使用した、一見パイソン(スネーク/蛇革)に見える素材も、実は牛革です。革の表面を特殊加工したものだそうで、きれいにウロコ状になっているのが驚きでした。デザインは、ソール形状、ソール・ヒールのゴムのライン、甲のバックル、レース(紐)飾り、細かい部分まで、私の絵画を元に横山氏が忠実に再現しています。実に絵画を越える素晴らしい出来栄え。(→デザインの元となった絵画


「メディア掲載」ページに戻る


Nobuyuki Oshima(大嶋 信之)
プロフィール

Email
info@nobart.com

Follow me

サイトインフォメーション

ページカテゴリー
ブログ(投稿記事)カテゴリー