私が、今年(2025年)の5月、自身の宇宙人遭遇体験談であるYouTube番組に出演させていただいた後、動画を観たという小学校からの友人Mから「俺も不思議体験をたくさんしているから、聞いてほしい。」と連絡をもらった。聞くと、偶然にも現在の住まいも比較的近かったため、2025年8月30日、お互いの住まいからほど近い喫茶店でその話を聞いた。
友人Mと会うのは、実に20年振りだった。小学校、中学校が同じで、高校1年生くらいまでは一緒に遊んだりした。中学2、3年の夏休みには、Mのお父さん関連の出版会社で、単発(数日間)のアルバイトもさせてもらった。(中学生は原則バイト禁止だったが、Mのお父さんが「子供たちに社会経験をさせたい」とその会社に説得してくれてOKになった。)朝8:30から夕方17:00まで、Mと友人と三人で単純作業のアルバイト、日当は一人6000円だった。良い経験になったし、当時の中学生にとっては良いお小遣いになった。そのお父さんも数年前に他界したと、その時聞かされた。Mは現在、建築関係の会社に勤めており、家族も持っている。
▼ 小学生の時見たUFO
▼ 祖母(おばあちゃん)の葬儀時の話
▼ 昼寝の時の幽体離脱
▼ 中学生の時の変な体験
▼ 高校生の時の不思議な話
▼ 夢でしか見ない場所
▼ その他の話
▼ まとめ
(イラスト・文/大嶋 信之)
小学生の時見たUFO
Mが小学5,6年生の頃(1988~89年ごろ)、友人数人でUFOを目撃した話。
当時テレビではUFO番組がたまに放映されていて、その影響もあったかと思うが、いつもある友人の住むマンションの屋上に行き、男子6人くらいで輪になって手をつなぎ、UFOを呼ぶ儀式をしていたという。
Mはその儀式に信之(私)もいたと言うが、私は全く覚えていない。双子の弟かもしれないと私が言うと、Mは「双子で参加していたと思うよ。」と言うのだが、本当に思い出せない。(今度、双子の弟に確認しようと思う。)
マンションの場所は、東京都豊島区北大塚、高台に位置する見晴らしの良い場所だった。
そんなある日、UFOが出現した!
いつものように輪になり、6人で手を繋ぎ、UFOを呼ぶ儀式をしていた。
時間は夕方。そのうちの一人が「UFOだ!」と叫んだ。
その子が指さす先、比較的地平線に近い空の向こうに、点滅する光が見えた。
6人全員で目撃。その点滅する光は複数(5,6個)あり、動いておらず、それぞれが点滅していた。
しばらくの間(10分くらい)、その場で点滅を繰り返し、突如消えてしまったという。
飛行機なら移動してしまうが、10分という長い時間その場にとどまるなんて、私も不思議だなと思った。
友人は、何日か儀式を繰り返した結果、UFOが応答してくれたのだと確信したという。
ただ、その後も同じ儀式をしてみるも、後にも先にもその一回だったそうだ。
私も同時期に一人でUFOを呼んで、現れたということがあったので(→私の見たUFO)、まあ、そういうことはあるものだろうなと思った。
祖母(おばあちゃん)の葬儀時の話
Mが小学5年生(10歳)の時、一緒に住んでいたMの父方の祖母が亡くなった。
85歳だった。生前、祖母の世話をしていたのは、同居していたMの母だった。
葬儀を終え、M宅に戻り、身内6人くらいで少しお酒を飲みながら世間話をしていた時、急にMの父の妹(叔母)が亡くなった祖母に憑依(ひょうい)したという。
父の妹夫婦は、普段違う場所に住んでいて、葬儀のためにM宅に来ていた。
その他身内の大人6人で輪になり、話をしていた。Mは子供だったため、同じ部屋にいたものの、輪には入っていなかった。
話を始めて5分後くらいに、父の妹(叔母)の様子がおかしくなりはじめた。
皆で心配すると、急に父の妹(叔母)が泣き出し、祖母の世話をしていたMの母にすり寄り、「ありがとう、お世話になった。本当にありがとう。」と言い出したというのだ。
まるで祖母が乗り移ったような表情で、感謝の言葉を繰り返したという。
周りはびっくりし、どうすることもできなかった。
さすがのMも子供ながらにびっくりして、その大人の輪に近づいた。
10秒間くらいそんな状態が続き、ついに父の妹(叔母)の旦那が、叔母の頬っぺたをひっぱたき「いい加減にしろ!」と怒鳴った。
すると、叔母は正気に戻り、「え?私、何してた?何か言った?」と言った。
そして、その後は普段の叔母に戻ったという。
とまあ、不思議な話ではあるが、
仏教では、死後四十九日間は、故人の魂が現世とあの世をさまようというので、そんなことがあってもおかしいことではないなと思った。あと、叔母の旦那さんが「いい加減にしろ!」と怒鳴ったということは、その叔母の方は、もしかしたら、普段から憑依癖があるかもしれないとも少し思った。
昼寝の時の幽体離脱
Mが小学生から中学生になるころ、幽体離脱を経験したという。
その内容がちょっと面白い。
私も当時、M本人から聞いて、この話は覚えていた。
ある日、昼寝していると、金縛りのような感覚で目が覚めた。
すると、自分の体が宙に浮いた。そのまま天井まで浮かんでいき、天井が目の前数センチくらいまで迫ったところで、ピタッと止まった。体は身動きがとれず、振り返ることができなかった。
数秒間その状態(目の前に天井)が続き、「やべ、戻らなきゃ。」と思ったら、戻ることができたという。なんとも不思議な話だ。
中学生の時の変な体験
この話も、当時Mから聞いて、私は覚えていた。
中学生の時のちょっと怖い話だ。
ある夏の日の夜、1Fにあった部屋でMが寝ていた。
両親や妹は別の部屋で寝ていた。
暑い日で、窓を少し開け、扇風機をつけていた。
Mはある異変で目が覚めた。
なんと、Mの体に覆いかぶさるように、男の人が乗っかていたのだ!
頭はアフロヘアのようなもしゃもしゃで、汗臭かった。
Mは驚き、恐怖のあまり声も出せなかった。
暗い部屋の中、Mは身動きがとれないため、恐る恐る、手でその男の腕をさがしたが、腕は見当たらなかった。頭を触り、顔を触ったが、顔に目や鼻や口はなく、のっぺらぼうのようだった。
次にその男のお尻から足を触ったが、足は途中からなかったという。
Mはどいてほしいため、男のお尻を叩いた。
すると、男はスーといなくなったので、Mは慌てて立ち上がり、両親の寝ている部屋へ急いだ。
「お父さん、誰かいる!!」
Mは大声で叫んだ。
寝ていた両親はびっくりして起き上がり、父親がMの寝ていた部屋へと急いだ。
Mと一緒にその部屋に戻ると、誰もいなかった。
窓は少し開いたまま。扇風機もついていた。
玄関は、鍵がかかっており、何者かが侵入したなら、窓しか考えられなかった。
しかし、窓は寝る前に少し開けた状態のままだった。
父親は「変な夢でも見たんじゃないか?」と言った。
ただ、部屋には、その男の汗の臭いが少し残っていたという。
Mは、今でも不思議でしょうがないと言っている。
高校生の時の不思議な話
Mが高校生の時、自分の部屋を与えられた。
私も当時その部屋に何度も遊びに行った経験がある。
部屋は、古い木造のアパート(風呂なし共同トイレ)の一室で、広さは6畳くらい、扉には鍵がかけられるようなつくりだった。
その部屋は、もとは他人に貸していて、高齢のお婆さんが一人で住んでいたそうだ。
お婆さんが出ていき、Mが自分の部屋として使用することになった。
部屋を使い始めてしばらくして、不思議な現象がたびたび起きるようになったという。
帰宅し、部屋の鍵を開けようとすると、部屋の中からコンポ(ラジカセ)のカセットテープの音楽が勝手に流れていたことが何度もあったという。そして、いつも鍵を開けて扉を開けると、音が止まる。
そんなことが、日常的に起きていた。
また、同様にテレビが付いている音がして、部屋を開けると消えている、そんなこともあった。
後から知ったらしいのだか、
元にその部屋に住んでいたそのお婆さんは、よそに引っ越してすぐ亡くなったと聞かされたのだっだ。なのでMは、おそらく、お婆さんの霊魂が、長く住んだその部屋を訪れて、いたずらというか、Mがいない間に音楽を聴いたり、テレビを観てたりしたのではないかと推測しているという。
ちなみに、そのアパートは、新しく建て直され、現在は存在しない。
余談だが、建て直される前の3階建ての母屋に、寝ているときも不思議な体験をしたという。24か25歳ごろだった。
いつも同じ部屋である方角で寝ていると、「お兄ちゃん、遊ぼうよ。」と耳元で聞こえ、目が覚めることがしばしばあったという。その声は聞き覚えのある声で、親戚の女の子の声だった。ただ、必ずある方向で寝ているときのみで、違う方向を向いて寝ている時は聞こえない。その部屋は、その子たちが来ると、遊び部屋として使っていたので、不思議だったが、なんとなく腑に落ちるところがあったという。ただ、同じ方角で寝ている時のみ聞こえるという点が不思議だとMは言う。
夢でしか見ない場所
この話は、ちょっと不思議な話だった。
Mは、いつも夢でしか見ない同じ建物があると言う。
それは、14階くらいの白いマンションで、渡り廊下のある2棟のつくりだそう。
いつも夢の中で、そのマンションのエレベーターに乗り、10階や14階まで行き、渡り廊下を渡って隣の棟に移り、そして再び、エレベーターに乗って、1階に降りるといった夢だそう。
なにが不思議かって、この夢、私も見るのだ!!話を聞いている最中、鳥肌が立ってしまった。
イラストは、私が見る夢のとおりに描いたもので、Mもこんな感じだと言う。
私も、夢の中で、Mと同じで、エレベーターに乗り込み、上層階まで行き、渡り廊下で隣の棟に移り、エレベーターに乗って1階に戻ってくるという、まったく同じ内容の夢を何度か見たことがあった。
二人で不思議なこともあるもんだね、と顔を合わせた(笑)
その他の話
その他、Mが話してくれた不思議な話。
3歳の時、幼稚園に初めて預けられた日の記憶。
Mの母親が、先生にMを預け、母親が去ろうとし、Mがわんわん大泣きの図。
この光景を頭上から傍観する自分の記憶が鮮明に残っているという。
Mが高校一年の時、ある整形外科的手術で入院したときの不思議な話。
4人部屋で寝ていた深夜、「コツコツコツ」と廊下を誰かが歩く音で目が覚めてしまった。
足音から看護婦さんだろうと思った。すると、部屋に入ってきた。
ライトを持った何者かが、カーテン越しに見えた。
Mのベッドの周囲を歩き、そのまま部屋を出て行った。
翌朝、看護婦さんに確認すると、その時間(深夜)にそのような行動は誰一人としてしていないと言う。
誰だったのか不明で、今でも不思議だと言う。看護婦さんの霊だったのではないかとMは言う。
まとめ
Mは左利きで、昔から、少し変わった話をするタイプだった。
私は右利きだが、同じようなタイプ(不思議体験体質)だったため、昔から話が合った。(→私が体験した不思議体験)
それぞれ、48歳といういい大人になった今、こういう体験ってなんなんだろうねという話になった。
私も幼少期に体験した不思議体験から、その原因をずっと追っている。
なので、その話をした。
原因として考えられる一つは、脳波だ。
脳波とは、脳から発せられる電気信号で、その時の感情によって周波数の異なる信号になる。リラックスして落ち着いているときは周波数は下がり、怒りや興奮状態では周波数が上がる傾向がある。就寝時は最も周波数が下がる。周波数帯によって、デルタ波(δ)、シータ波(θ)、アルファ波(α)、ベータ波(β)、ガンマ波(γ)などと呼ばれている。
脳波が周波数を伴った電気信号であるということは、この周波数に共鳴させることで、情報を伝達できる可能性があると思っている。
ラジオやテレビを受信するのと同じ理屈だ。
たとえば、世の中に溢れる様々な人々の脳波と共鳴することで、自分が見ていないものが見えたり、感じたりできるのではないか。私は、幼少期にテレビに親戚が映るという不思議体験を多くしたが、その原因はこれではないかと思っている。
その他でも、幽霊や、テレパシーなど、これで説明がつくような気がする。
あともう一つは、アカシックレコードの存在だ。
アカシックレコードとは、この世のどこかにこの世の情報がすべて書き込まれた領域があって、この世はその領域から投影された世界、つまりフォログラフィーだという仮説だ。フォログラフィック宇宙論とも呼ばれている。
ちなみに、アカシックレコードは二次元情報の可能性があるという。
これが本当なら、何かの力が働き、目に見えないものが見えたり、存在しないものが見えたりしてもおかしくない。UFOや幽霊だって何かの情報の投影の産物ということになる。
Nobuyuki Oshima(大嶋 信之)
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