植物同士のコミュニケーション

(文・イラスト/大嶋信之)

私が高校生の頃(1993年ごろ)に知り合ったHというおもしろい友人がいた。
彼は、洋服同士があいさつ(コミュニ―ケーション)しているとか、その他いろいろなスピリチュアル的考えを持っていて、不思議体験体質の私と馬が合い、その後濃い付き合いになった。お互い家庭を持った今でも、ゆる~く交流を続けている。

その中で、当時Hが話していたことで面白いなと思ったのが、実は植物同士は、目に見えない何かで交信していて、話しているんだというのだ。

植物同士の会話(草木のコミュニケーション)している様子のイラスト絵-Nobuyuki Oshima(大嶋 信之)
Hが言うイメージ

Hが言うイメージはこんな感じだった。
人間の目には見えない何か、テレパシーのようなもので、植物同士がコミュニケーション(情報交換)しているという。

いも虫などに葉っぱを食べられると、同じ仲間に何かしらの手段で、その危険を伝える。

私は、地中では根っこが繋がっていて、情報をやりとりしているのではないかと考えた。

そもそも植物は、蜂や蝶などの昆虫などの力を借りて受粉させ(それと引き換えに昆虫には甘い蜜を提供している)、種を忍ばせたおいしい実をつけ、鳥がその実を食べ遠地で糞をすることで、自分たちの種を遠くの地で繁栄できるように進化してきた。そのような進化を見ると、植物同士このようなコミュニケーションがあっても当然おかしくない。

当時Hが言っていたことは、可能性はあるものの、証明は難しいなと当時は思った。
しかしだ、ここ最近の研究で、30年前にHの言っていたことが、現実味を帯びてきた。
2020年ごろから、様々な最新の研究結果より、植物には互いが情報交換している可能性が大きいことがわかってきたのだ。最新の機械装置を使って植物を調べると、コミュニケーション方法がわかってきたというのだ。
以下に紹介したい。

2023年『[NHKスペシャル] 植物たちには「おしゃべり」をする能力が!?| 超進化論 | NHK

『[NHKスペシャル] 植物たちには「おしゃべり」をする能力が!?| 超進化論 | NHK』

2022年『植物が会話する!? 匂いが伝えるコミュニケーション | ガリレオX 第150回

『植物が会話する!? 匂いが伝えるコミュニケーション | ガリレオX 第150回』

・朝日新聞GLOBE+(2025年2月15日)「天敵から身を守れ 植物同士で交わされる「会話」 最新の研究でわかってきたこと

・京都大学(2023年2月28日)『植物間コミュニケーションの仕組みを解明―受容した香りを防御物質に変える遺伝子発見―

・ナショナルジオグラフィック(2023年4月21日)『植物は「会話」している、ストレスで超音波を出すことも判明

などなど、「植物 コミュニケーション」などで検索すると、様々な記事がヒットするので、興味あれば検索してみてください。

以上だが、Hのその他の話のひとつに「洋服同士のあいさつ」がある。実話をもとに少しファニーな話に仕上げたので、よかったら読んでいただける幸いです。
またHは、先日私が出演したオカルト系YouTube番組を観てくれてすぐに、「俺も不思議な体験をした!」と連絡をくれたのであった。(→都内上空で知人が見たという青い龍のような光。



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水彩画を始めたばかりという知人の絵画。ハワイ旅行時の作品。

アメリカ、カリフォルニア州サンディエゴ在住の知人(というか人生の大先輩)より、最近始めたという水彩画の写真をいただいたので、ご紹介したい。

ちょっと前にハワイ旅行へ行ったときに描いたとのこと。
とても始めたてとは思えない出来栄えで驚いた。
特に、ヤシの木や空と雲の感じが、うまく表現されている。
私も(アクリル水彩だが)ヤシの木を描くことが多いのだが、幹の感じや葉の感じを描くのはなかなか難しい。

山の感じも素晴らしくよく表現できている。
海の水面、波の感じも、とても良い。

水彩画は、重ね塗りができないので、失敗のリカバーが難しく、一発本番的なところがあるので、正直私は苦手だ。(私はいつもアクリル水彩)
水が多いと色がにじむところも難しい。
ただ、そこが水彩画の良いところでもある。
知人のこれらの作品は、ハワイの景色を一瞬で頭に連想させてもらえる、アクリル画にはない味のある作品だなと思いました。

追記(2025年8月1日):

モンタナへの旅行の際に描いた絵日誌の写真を送っていただきました。

日記と水彩の絵がマッチした、素敵な絵日誌。
旅行の思い出をいつでも思い返せそう。写真にはない情緒を感じます。


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りんご(林檎)、柿、サボテンの葉 をスケッチしてみた

親戚が庭で採れた柿を送ってくれた。

また、旅先から新鮮な林檎を送ってくれたので、先日観賞用で購入したサボテンと一緒に、スケッチしてみた。

サボテンの葉は、無駄なく太陽光を浴びるために、効率的な配置がされている。まるで花びら、素晴らしい。
林檎は、ミニチュアの地球といった感じで、磁場(磁界)の形状そのもの。柿もそれに似た形状。おそらく、植物という生き物は、人間には見えない可視光線以外の光を感じて生きているのだろうと感じた。まさに自然の神秘。

どれも輪郭をとらえるのが非常に難しい。実際(実物)には輪郭線など存在しないのだから、当然だ。ペンで線を引く難しさ、2D(二次元)の紙の上に立体を表現する難しさをを改めて実感した。


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シェル・ジンジャー、ゲットウ(月桃)/ショウガ科 ハナミョウガ属

シェル・ジンジャー(Shell ginger)

シェル・ジンジャー、ゲットウ(月桃)/ショウガ科 ハナミョウガ属の写真
(花屋で購入したシェル・ジンジャー)

先日、近所の花屋さんで購入した花、というか、つぼみ。
花の枝(茎)を切ると、ショウガやミョウガのような香りがするので、調べてみると、ショウガ科ハナミョウガ属のシェル・ジンジャー(別名「アルピニア/Alpinia」、日本名「ゲットウ/月桃」、沖縄名「サンニン」)という植物ということがわかった。熱帯から亜熱帯アジア、ハワイに分布し、日本では沖縄県、九州南部に生息分布する南国の植物らしい。
やはり、香りが強いだけあって、殺菌・防虫効果・消臭効果があるようで、ゴキブリやダニが近づかなくなったり、生ゴミの近くに置くと子バエの発生も減るそうだ。また、葉からとった油はアロマオイルや香料としても使用されるらしい。
沖縄では、この葉っぱで餅を包んだ、「オニムーチー(鬼餅)」という家庭料理があり、毎年お正月などに食べるようです。そして、葉っぱは「ムーチーガーサー」と呼ばれているようです。

ハワイでみつけたシェル・ジンジャーの花の写真
(ハワイでみつけたシェル・ジンジャー)

数年前に行ったハワイの写真を見返してみたら、シェルジンジャーの写真がでてきた。たしかオアフ島の、どこかの観光施設内に咲いていたと思います。その時「珍しい形だな~」と思い、写真に収めた記憶があります(^^)

■参考リンク:ウィキペディア>ゲットウ(月桃)

ウィキペディアによると、
”八丈島では「ソウカ」、小笠原では「ハナソウカ」とも呼ばれる。”
”種子は乾燥させ、主に健胃、整腸の効果を持つ薬として使用。または茶として飲用する。”
とのこと。



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ハワイ オアフ島(Hawaii Oahu)

ハワイ(オアフ島)ワイキキビーチ(Waikiki Beach)を訪れた。
太平洋の楽園「Hawaii(ハワイ)」。オアフ島は、ハワイ諸島のうちの一つの島であり、3番目に大きい島。アメリカ合衆国ハワイ州に属し、州都ホノルル市がある。一年中、世界中から多くの観光客で賑わう。

ワイキキビーチにある、デューク・カハナモク像
(ワイキキビーチにある「デューク・カハナモク像」)

ワイキキビーチを背に建つ、デューク・カハナモクの銅像。デューク・パオア・カハナモク(1890~1968)は、ハワイ初のオリンピック金メダリスト(水泳)であり、近代サーフィンの父と呼ばれたハワイの英雄。(参考:Wikipedia>デューク・カハナモク

陽の光を浴びてキラキラと光ってきれいな椰子の木の葉の写真-ハワイ オアフ島(Hawaii Oahu)
(椰子の木)

太陽の光を浴びて、キラキラと光ってきれいな椰子の木の葉。

オアフ島東部にあるサンディービーチの写真-ハワイ オアフ島(Hawaii Oahu)
(オアフ島東部にある、サンディービーチ)

オアフ島東部にある、サンディービーチ(Sandy Beach)。海岸には多くの海水浴者と、サーファーが見える。

ワイキキビーチでサーフィンを楽しむ人たちの写真 -ハワイ オアフ島(Hawaii Oahu)
(ワイキキビーチでサーフィンを楽しむ人たち)

ワイキキビーチの沖で、サーフィンを楽しむサーファーたち。ハワイは、サーフィンのメッカでもあり、サーファーに絶大な人気を誇る。ある季節になるとオアフ島北部のノースショア(North shore)という場所には、ビッグウェーブが押し寄せ、世界大会も行われるなど、世界中のプロ・アマチュアのサーファーで賑わう。

夕方のワイキキビーチでのフラダンスの写真-ハワイ オアフ島(Hawaii Oahu)
(夕方のワイキキビーチでのフラダンス)

夕方、ワイキキビーチで行われていた、フラダンスショー。子供たちが可愛く踊っていました♪

ワイキキビーチのサンセットの写真-ハワイ オアフ島(Hawaii Oahu)
(ワイキキビーチのサンセット)

夕日が沈んだサンセットのワイキキビーチ。とてもきれい。

道端で見つけたシェルジンジャーの花の写真-ハワイ オアフ島(Hawaii Oahu)
(道端で見つけた、シェルジンジャーという花)

オアフ島内のある観光施設内の道端でみつけた、珍しいかたちをした花。後で調べると、「シェル・ジンジャー」という、ショウガ科の花ということがわかった。南国に生息する植物らしい。



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ビッグウェーブ(サーフィンの絵)[アクリル画/2002年 Nobuyuki Oshima 大嶋信之]

絵画アート「ビッグウェーブ」Nobuyuki Oshima(大嶋信之)

大波に乗るサーファーの絵。サンセットのビッグウェーブ。
人生を変えるビッグウェーブ!

■原画:アクリル水彩画(Acrylic color)
■ベース:ケント紙系(Kent paper)
■2002年制作/著作:大嶋信之


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